蜂窩織炎

蜂窩織炎【2】

蜂窩織炎

 

 

イラストだと1日の出来事のようですが、実際は電話から発熱まで3日ほどかかってます。

市のサービスにかけた電話では事前にまとめておいた症状を含めた経緯・経過を伝えました。

今 私が母親として出来る事は、正確な情報を認識して伝える事だと思っていたからです。

しかし電話口の女性は終始

「はぁ。そうですか。…はぁ。そうなんですねぇ。」

と、溜息混じりのような、やる気が無い返事で、なんだか小馬鹿にされている?と思うような相槌でした。

娘の症状を早く無くしてあげたい!と熱が入り過ぎていた自覚は有りましたが、あまりの温度差にこの人の対応は他人事過ぎないか?と、少し苛立ったのを覚えてます…

更に、相槌が終わると

「まぁ、痛みがあるなら病院には行ったほうがいいですよねぇ。痛みが、あるなら。」と続き

「ふっ。でも、分からないですよねぇ…?赤ちゃんなんですから。」

と鼻で笑われ、電話口からでも分かる、小馬鹿にした声音でハッキリと言われました。

他人事にしても、悲しいことを言うな…とショックでした…

前回の投稿でも触れましたが、本来この電話のサービスは専門的知識を持った立場の方が、緊急受診するべきかのアドバイス・夜間休日の情報を含めた最寄りの病院を紹介してくれるものです。

私はこのサービスを、出産した病院・市の保健師や自治体の子育て支援センター方々から等、紹介され

その際皆さん、口を揃えたかのように「1人で悩まないでね」と優しい言葉も添えて頂いてたので、この電話のやりとりには漠然と裏切られたかのような気持ちになりました。

あくまで私の対応をしてくれたこの女性に限った話なので、各自治体のサービスを否定するものでも、利用を勧めないという話でもありません。

しかし当時の私は、電話口の女性が

赤ちゃんだから痛みが分からない

と言う発言をした意図も意味も理解が出来ず、何の為のサービスなのか、心の底から疑問に思いました。

こんな不快で意味の無い電話のやり取りをするくらいなら、自分で病院を探して勝手に行った方がいいと思い、その旨を伝え電話を切ろうとしました。

すると急に慌てた声で最寄りの眼科の紹介を始め、「やはり普段と泣き方が違うのなら、別の病院へ行ったほうがいいと思いますねぇ」と、手のひらを返したかのような対応になり、とても驚きました。

私は娘を抱っこであやしながら電話していたので、ヒステリックに伝えたわけでも怒鳴っていたわけでも無いのですが…

憶測ですけど、録音機能があったので、クレームを恐れたのかな…?と思いました。

当時は、病院①→病院②→入院!と短い期間で濃厚な日々を過ごしていたので、クレームなんて考えてる暇もありませんでしたけど。

もちろん、電話を切った後は「新米の母親は赤ちゃんの痛みに気付けないって意味?赤ちゃんは痛みを訴えないって意味?なんなのあの人!」と、考えてもしょうがない事に腹を立てていましたが…

セカンドオピニオンは紹介された病院の中で、主に口コミを見て決めました。

こちらでも「鼻涙管閉塞の疑いがある」と変わらない診断でしたが、赤ちゃんだからしっかりとした検査が出来ない。から、分からない。とハッキリとした意見も聞けました。

その際、鼻涙管閉塞は1歳までに自然に治る可能性が高い事。マッサージで治る可能性が上がる事。今使っている点眼液が、赤ちゃんには刺激が強いから別のものを使用する事を言われました。

この診察時に1件目の病院より丁寧なマッサージ方法を教わったのですが、その時も娘は痛そうに大泣きして体を仰け反っていて、私は涙がボロボロと出てきてとても堪えられず…

先生に付き添っている看護師の方には「お母さん、そんなんで大丈夫?まあ初めての子なら心配だよね」と言われ、私は不思議でしょうがありませんでした。

「マッサージを、触れるだけでこんなに痛がってるのに、続けていいんですか?続ける程、腫れていくんです。悪化してますよね?」と質問しました。

しかし「赤ちゃんだから、分からない。こればかりは経過を待つしかない」「何かあれば、またいつでも診察に来てね」と。

私はその「何か」を見つけられると思って来たので残念ではありましたが、先生の言うこれ以上の「何か」が起こらない事を祈りました。負担の少ない目薬に変えられて、マッサージで奥に溜まる目やにを取ってあげても、肝心の痛みを取り除いてあげる事は出来ませんでしたが…

なるべく優しく、丁寧に、かつ短い時間で、娘にとって負担のないようマッサージを続けました。

娘にはお風呂でのマッサージが1番効果がありました。体が温まり血流も良くなったからなのか、溜まっていた目やにが多く排出され(毎日4回ずつマッサージで取り除いているのに、まだまだ出てくる…)とお驚いた記憶があります。リラックスしていて痛みも和らいでいる様子だったので、これで良くなれば…と期待したのですが。

翌日には目が開かないほどの目やにが出ていました。蒸しタオルとマッサージを交互に繰り返すこと30分、ようやく薄めを開けられる程度の腫れまで引かせることが出来ました。

娘の成長過程を楽しむ為に、1日1枚だけでも写真を撮っていたのですが、この日は家事とマッサージの繰り返しで、そんな余裕が全く有りませんでした。

痛みのせいか昼寝もぐずりがち…毎日夜泣きも続いていたので、睡眠不足も心配でした。
夫が帰宅するまではワンオペ状態だったので、娘が寝て1人になると(いつまで続くんだろう…いつ腫れが引くのだろう…)と、そればかり考えていました。

そしてセカンドオピニオンからの2日後、娘は発熱しました。

朝、更に目の周りの腫れが悪化。
点眼液とマッサージをして目やにを取り除いても、腫れが大き過ぎて左目は開けられ無い状態でした。

それでも娘は腫れを気にしない様子で、足をバタバタと動かし遊んで元気だったのですが…

お昼過ぎから母乳の飲みが短時間・複数回と新生児のような飲み方になり、睡眠不足が重なった事で小まめに睡眠をとっているのかな?と様子を見ていました。

この日はパパが休みで家に居たので、お手洗いの間に代わって見てもらうと、その場で熱がある事に気付いてくれました。

この時私は発熱していたという事実だけでなく、発熱に気付かなかった自分に大きなショックを受けました。

我が家は新生児の期間のみ検温を続けて、1ヶ月検診後からは習慣としていなかったのですが…

毎日顔を合わせて触れ合っていれば、変化に気付くだろうと…正直たかを括っていました。

かと言って、当時の娘はほぼ2時間ごとに2、3時間前後の睡眠を繰り返す生活だったので、慢性的睡眠不足な母に検温の習慣はつけられなかったかな…

今でも、あの時、娘が発熱している事に気付いてくれたパパには感謝しています。

そして、ここから、目まぐるしい10日間が始まりました。

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